伊豆の紅葉名所14選！秋色に彩る伊豆の紅葉を満喫しよう！

伊豆でおすすめの紅葉名所14選をご紹介します。の伊豆は季節を問わず見どころ満載なのが魅力のひとつとなっています。夏が終わると秋の紅葉シーズンが始まって、伊豆各所のモミジやカエデ、イチョウなどが色づき始めます。例年の伊豆の紅葉時期は11月中旬～12月中旬頃となっています。「伊豆さんぽ」では伊豆の紅葉名所の中でも地元でも定評のある人気スポットや穴場の紅葉名所を紹介しています。是非秋の伊豆もお楽しみください。

修善寺「虹の郷」｜紅葉ライトアップあり！（伊豆市）

PIXTAより

修善寺虹の郷は伊豆の定番の観光名所で、SLや季節のお花を満喫できる自然たっぷりのテーマパークです。こちらは、紅葉の名所としてもゆうめいで、虹の郷の園内には何と2000本もの紅葉が生息しているそうです。ぐるっと一周まわれば、伊豆の秋を満喫できること間違いなし！日本庭園の菖蒲ヶ池周辺のライトアップでは池に映る原稿的な光景を眺められて、虹の郷の中でも人気の紅葉名所となっています。カナダ村やフェアリーガーデンでもアメリカフウなどが色づいて、ひと味違う紅葉も楽しむことがます。昼には爽やかな秋の空と紅葉のコントラスト、夜には温かな光が池に紅葉を映し出し幻想的な光景を楽しめる、伊豆観光で人気の紅葉名所となっています。

※例年の紅葉時期：11月中旬～12月中旬
※2021年ライトアップ期間：未定

修善寺温泉｜「桂川」を彩る紅葉（伊豆市）

photo ACより

伊豆修善寺温泉全体が紅葉の名所となっていますが、特に桂川沿いの紅葉が見ごたえ抜群です。川のせせらぎと色づいた紅葉、そして「桂橋」の赤い欄干が風情を増しています。近くには「竹林の小路」や弘法大使が作ったといわるご利益がっぷりの「独鈷の湯」（足湯として無料で利用可能です！）、807年創建の歴史ある立派なお寺「修禅寺（しゅうぜんじ）」など観光名所や、お蕎麦屋さんやスイーツ店、お土産物屋さんなどがたくさんあり、紅葉時期だけでなく通年で楽しめる伊豆で有名な温泉街の観光名所です。

※例年の紅葉時期：11月中旬～12月中旬

修善寺もみじ林｜紅葉の赤いじゅうたん（伊豆市）

photo ACより

「もみじ林」は修善寺自然公園の中央部にある伊豆最大級のもみじ群生地です。1万平方メートルの敷地に約1000本のもみじが植えられ、季節になると足元を赤いもみじの絨毯で埋め尽くします。密生しているので、上を見上げると赤や黄色や緑のもみじが重なり合ってとってもきれいです。
季節にはると、地場産品を販売する露店が出店され、もみじだけでなく修善寺グルメも堪能できて伊豆の秋をまるっと満喫できる人気の観光名所です。修善寺の紅葉として知られる「修善寺温泉街」からは２㎞ほど、「虹の郷」からはすぐ近くです。全部を1日で回るのは、ちょっと体力が必要かもしれませんが、お時間とお元気のある方は是非伊豆修善寺の紅葉を満喫していってください。

「修善寺 もみじ林」は、観光バスが入るほど伊豆で人気の紅葉名所です。

※例年の紅葉時期：11月中旬～12月上旬

「昭和の森会館」から「滑沢渓谷」まで（伊豆市）

国道414号沿いにある道の駅「天城越え」に併設されている「昭和の森会館庭園」は秋になると足元が赤いもみじでいっぱいになる人気の紅葉名所です。中に入るのは有料ですが、お急ぎの場合は入園せずともお庭が眺められ、秋を楽しむことができます。
毎年秋に開催されている「天城越え紅葉まつり」の会場にもなっていて、期間中は「伊豆近代文学館」入館者へのお茶・お菓子のサービスや天城の特産品と交換できるスタンプラリーなどの各種イベントが開催されています。

伊豆の中では早い時期に紅葉の見頃を迎える場所です。いち早く伊豆の秋を感じられる苔と紅葉のコントラストを楽しめる人気の紅葉名所です。

「昭和の森会館」からは「滑沢渓谷」まで遊歩道が通っています。「滑沢渓谷」の入口にある橋「滑沢橋」まで、参考コースタイムで15分ほど。お気軽に歩けるハイキングコースとして評判です。写真は新緑のころのものですが、秋にはもちろん樹々が色づきます。ちなみにこの「滑沢渓谷」は私のお気に入りの場所です。ぐるっと行って帰ってくれば、自然からでるマイナスイオンでリフレッシュできる散歩道です！
ハイキングの際には歩きやすい履物をおすすめします。天城は水が豊かなところなので、ちょっとぬかるんでいる場所を通ることもありますので。

※例年の紅葉の見ごろ：　11月上旬～11月下旬

一碧湖｜湖一周の紅葉ウォーキング！（伊東市）

photo ACより

一碧湖は「伊豆の瞳」と呼ばれるきれいな湖です。こちらも秋になると湖を囲む樹々が色づく伊豆で人気の紅葉名所のひとつです。湖の周りを一周、約1時間ほどでウォーキングできるので、伊豆の自然を気軽に感じられる癒しの観光名所として人気です。秋になると樹々が色づき水面に映る様を眺めながらの湖畔ウォーキングが楽しめます。モミジがトンネルのようになっているようなところもあります。爽やかな空気を吸いながら、伊豆の秋を満喫できるお勧めの紅葉名所です。

※例年の紅葉時期：11月中旬～12月上旬

▶ 一碧湖の詳しい紹介記事はこちらからどうぞ

八丁池｜紅葉ハイキング（伊豆市天城山）

八丁池（はっちょういけ）は、伊豆の天城山の標高1,125m位のところにある「天城の瞳」ともよばれる天然の池です。秋になると、池を囲む樹々が色づき、伊豆の紅葉名所としても知られています。写真は５月頃行ったときのものなので、樹々はグリーンですが、これが赤や黄色の秋色に変わります。また、近くにはブナやヒメシャラなどの森があり、こちらも秋色に染まるので是非見に行ってほしい紅葉名所のひとつです。
毎年4月～11月の土日休日には「八丁池口」までバスが出ています。ここまでバスで連れて行ってもらうと、約1時間～1時間半くらいで八丁池まで歩けます。（私が歩いた感じなので、正式なコースタイムよりゆっくりめだと思います）お弁当を持って、紅葉ピクニックにおすすめです。

もし時間があれば、下りは頑張って下まで歩くと、ブナの森やヒメシャラの森を通り、静かな秋の天城山の雰囲気を存分に味わえます。写真は下りのヒメシャラの森です。5月の写真なので、秋になると色変わり足元もカサカサと枯葉が音を奏でます。

※例年の紅葉時期：11月上旬～11月中旬

細野高原｜一面のすすき野原（東伊豆町稲取）

photo ACより

東伊豆の稲取にある「細野高原」は言わずと知れた伊豆の秋の観光名所です。東京ドーム２６個分の広大なススキ野原で、何と箱根で人気の「仙石原すすき草原」の約7倍もあるのだそうです。天城山を背景に黄金色に輝くススキ野原、そのの向こうには相模湾を望むことができます。
細野高原から三筋山の山頂へ続く遊歩道があります。30分ほどで山頂へ着き、更に高台から海を眺められます。お時間あれば是非！

※例年の見ごろ：：9月下旬～11月上旬

季節になると、毎年「すすきイベント」が開催されます。イベントでは、スタンプラリーや青空ブランコ、遊具レンタルなどがあります。売店も並びたくさんの観光客で賑わいます。

伊豆の国パノラマパーク「ボードウォーク」（伊豆の国市）

「伊豆の国パノラマパーク」はロープウェイで「葛城（かつらぎ）山」の山頂まで行く事ができ、360度のパノラマビューで富士山や駿河湾などが見渡せる、伊豆で人気の観光施設です。展望デッキの「富士見テラス」にはラウンジがあり、くつろぎながら絶景を楽しむこともできます。
ロープウェイを降りてから山頂までは、自然の中を通る遊歩道が続きます。山頂の先にあるのが、「ボードウォーク」。紅葉時期には、赤や黄色に色付いた樹々の中を歩くことができます。。気持ちのいい伊豆の空気を吸いながら秋の空中散歩を楽しめます。ワンコOKです！ルールを守ってお楽しみください。

熱海梅園｜日本一遅い紅葉（熱海市）

熱海梅園は「日本一早咲きの梅」を楽しめる梅園ですが、紅葉名所としても人気を博しています。温暖な熱海の気候からか、紅葉の方は「日本一遅い紅葉」を楽しむことができます。何と、タイミングが合えば、11月中旬頃開花する早咲きの梅と紅葉を同時に見ることができるのです。熱海梅園では毎年もみじまつりが開催され、音楽イベントが開催されたり、甘酒の無料サービスが行われたりします。期間中は紅葉のライトアップが実施され、幻想的な秋の夜を満喫できます。

※例年の紅葉時期：11月下旬から12月

MOA美術館の「茶の庭」（熱海市）

MOA美術館の中にある日本庭園「茶の庭」も密かに人気の紅葉名所です。写真は青モミジの季節ですが、秋になればこのモミジが色づき、秋色に染まっていきます。紅葉時期になると、夜間も開館してライトアップが行われているそうです。

紅葉の見頃時期：11月中旬～11月下旬

▶ MOA美術館の詳しい紹介記事はこちらからどうぞ

旧代官屋敷の重要文化財の江川邸では、普段非公開の内庭を春と秋に公開します。この内庭は室町時代に造られたといわれる歴史深いものです。秋になると紅葉の古木が鮮やかに色付き池に映りこむ姿は必見です。内庭の一角には千利休が花入れを作るのに使ったといわれる「韮山竹」も群生しているのでそちらもご覧ください。

※例年の見頃時期：11月下旬～12月上旬

伊那下神社「大イチョウ」（松崎町）

伊那下（いなしも）神社は西伊豆の松崎町にある歴史ある神社です。ご神木は樹齢1000年以上と言われるイチョウの立派な古木で、秋になると境内を黄色く埋め尽くします。他の2本のイチョウとあわせて、親子イチョウとして親しまれています。

（4月来訪時の写真です）

伊豆市の山寺「益山寺（ましやまでら）」には、大イチョウと大カエデの古木があり、秋になるとが黄金色に輝きだします。小さなお寺ですが、伊豆の秋の古刹を味わうことができ、密かに人気の紅葉スポットとなっています。
ところで、伊豆にも「八十八ヵ所霊場」、いわゆる「お遍路さん」あるのはご存知ですか？益山寺は、その伊豆のお遍路さんの第8番霊場なのだそう。真言宗の高野山の末寺だそうで、1773（安永2）年の御詠歌が残っているといわれる歴史深いお寺です。

※例年の見頃時期：11月下旬～12月上旬

神社の横に坂道があるので、枝垂れイロハカエデの枝垂れる様子を見ることができます。

青埴神社は小さくて静かな神社です。華やかな紅葉スポットではありませんが、枝垂れイロハカエデの紅葉を眺めながら、静かに物思いにふけるのにちょうどいい場所です。

※例年の見頃時期：11月下旬～12月上旬