楽寿園(らくじゅえん)は、伊豆半島の玄関口、JR三島駅から徒歩3分のところにある自然豊かな庭園です。広い敷地内には、小さな遊園地や小さな動物園、緑の中のお散歩コースなんかがあって、地元では言わずと知れた憩いの場。そんな、地元三島市で知らない人はいない楽寿園がどんなところか紹介していきます。
楽寿園ってどんなところ?
楽寿園は、東京ドームの1.5倍の広さを誇る自然豊かな公園です。明治時代に小松宮彰仁親王の別邸とその庭園として建てられたのが始まりだそう。小浜池を中心に木々が生い茂る自然豊かなゾーン、アルパカとかおサルとかがいる動物広場、メリーゴーランドや豆汽車が走るのりもの広場かがあって、小さなお子さん連れからお年寄りまで幅広い世代が楽しめるようになっています。園内には、約1万7千年から1万年前の富士山の噴火によって流れてきた溶岩流がたくさんあって、その貴重な地形から、「伊豆半島ジオパーク」のジオサイトとしても登録されています。
楽寿園の自然の中を歩いてみた!
楽寿園の庭園ゾーンは、中心にある小浜池を自然散策しながらぐるりと歩けるようになっています。1周約30分位かな。のんびり歩けば1時間ほど。三島のうなぎを食べた後とか、三島大社にお参りした後とか、澄んだきれいな空気を吸いながら、湧き水の流れる楽寿園の園内をお散歩してみてはいかがですか?
小浜池の水位は三島市民テッパンの話題!?
小浜池満水時の写真(AC写真より)
楽寿園の中心にあるのは楽寿院の建物と、その目前に広がる小浜池。小浜池の水は富士山の伏流水の湧き水です。その水位は時期や季節なんかで変わるので、三島市のみならず近隣の地域でよく話題に上ります。「小浜池の水が枯れてるらしいよ!」とか「小浜池が満水らしい!」なんて言ってみれば、もうあなたも三島通!
レトロで小さい遊園地は地元民の思い出の地
楽寿園の乗り物広場ではメリーゴーランドや豆汽車が走っています。どこかのんびりした様子は、伊豆じかんそのもの。
これこれ。かがみのいえ。このあたりで育ったら、誰しも一度は入っているのでは? 中に入れば子供心がよみがえる事まちがいなし!
どこかほっこりな動物園でアルパカを愛でる
楽寿園の動物園では、アルパカやミニブタ、ポニー、おサルなんかが暮らしています。大きな動物園と違って、動物を身近に感じられるこの素朴な雰囲気が私は好きです。
休憩場所、自販機、売店、トイレ情報
のりもの広場や動物広場の近くには、休憩できる場所があります。
ここでは、さっきまで小さなお子さんがきゃっきゃと水遊びしていました。川ではないので、安心して遊ばせられる感じです。暑い夏に楽寿園にお出かけなら、是非水遊びのご準備も。
売店では、やきそばとかかき氷とかビールとかも売っていました。お昼がてらのお出かけもいいかもしれません。
駐車場
楽寿園には専用駐車場があります。その他駐車場も近隣にたくさんあります。
- 2時間まで200円
- 2時間以降:50円/30分
楽寿園のまとめ
- 明治時代に建てられた邸宅と庭園が楽寿園の起源
- 広さは東京ドームの1.5倍
- 園内には動物園や遊園地がある
- 庭園の中心にある小浜池は富士山の伏流水
- 小浜池の水位は三島市民の関心ごとのひとつ
- 小浜池をぐるり一周あるけます
- 休憩所や食事処もあります
営業時間・アクセス
名称 | 楽寿園(らくじゅえん) |
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住所 | 静岡県三島市一番町19-3 |
電話番号 | 055-975-2570 |
開園時間 | 4月~10月 9時00分~17時00分(最終入園16時30分) 11月~3月 9時00分~16時30分(最終入園16時00分) |
定休日 | 毎週月曜日 (月曜が祝日・振替休日の場合は開園し、翌日の火曜休園) 年末年始(2022年12月27日~2023年1月2日) |
入園料 | 300円 (15歳未満無料) |
HP | https://www.city.mishima.shizuoka.jp/rakujyu/ |