茶庵 芙蓉(ふよう)さんの店内の様子
ほっと落ち着く畳のお座敷で、縁側の向こう側に広がる緑の木々を眺めていると日常の喧騒なんでどこへやら。ぼーっとのんびり過ごせる至福の和カフェ「茶庵 芙蓉」。
茶庵 芙蓉では、3月上旬のお庭の様子。春になれば花が咲いたり、新芽が芽吹いたり。いつの季節も四季それぞれの顔を見せてくれる。心落ち着く風景をたのしみにいろんな季節に行ってみてほしい。
入口横のお茶室だった小部屋もカフェスペースとなっている。広いお部屋とはまた違う落ち着きを放ったこの部屋にいると、ついつい長居してしまう。アールに切られた間口や、そこから眺める縁側もひそかなおすすめポイント。
茶庵 芙蓉のメニュー
こだわりの上生菓子とお抹茶。アンティークなお茶碗も見どころのひとつ。桐のお花をあしらった私好みの素敵なお茶碗にうっとり。
まずは和菓子をいただいて、それからお抹茶を。甘味と苦みのバランスに心も体も大喜び。飲み干したあともお茶碗を眺めていれば、癒しの時間が流れていく。
小粋なメニュー。熱い夏には冷抹茶やアイスクリーム、自家製の梅ジュースもおすすめ。いつの季節にも心ほっこりと過ごせる品揃えがうれしい。
盆栽とやきもの
カフェの各所に飾られているのは、同じ伊豆市内にある「雅祥園」の盆栽。シルエットが恰好良すぎて見惚れてしまう。
こんなに素敵な盆栽なのに、手が届くような金額のものも。盆栽にチャレンジしたいかたは是非どうぞ。
温かみがあって使いやすそうな焼き物も。日常をちょっと豊かにしてくれるうつわの数々。是非手に取ってお気に入りを探してみて。
駐車場からお店までの道
〇九(まるきゅう)旅館の駐車場の一角に数台の駐車場があり、その道向こうに「茶庵 芙蓉」に向かう小路がある。懐かしい里山の漢字のの入口に期待がムクムクと膨らむ。
くねくねと続く細いみちを、澄んだ空気を大きく吸いながら進んでいくのは、ちょっとしたハイキング気分で気持ちがいい。もうすぐ春だなーと季節を味わいながらのんびりお散歩がてら。
外観の様子|趣たっぷりの古民家カフェ
まずは趣たっぷりの門が出迎えてくれる。
門の先には更に趣たっぷりの古民家。修善寺観光の合間や、ほっと一息落ち着きたいときにとっておきの和カフェへ是非。
これからの季節、敷地内や行く道々で咲き誇る春を彩る花々を愛でに、またいつ芙蓉へ行こうかな。
茶庵 芙蓉
■住所
静岡県伊豆市修善寺1082
■電話番号
0558-72-0135